SMART JOYPAD 3の延命 ― 2014-11-20
Windows98の頃からSMART JOYPAD 3でプレイステーションのコントローラをPCで使ってきました。が、Windows 7になると認識はするもののボタンが反応しません。もちろんWindows 7用の専用ドライバなど提供されるはずもなく、とうとうお役御免かと思っていました。
ところがふと思い立って、PS3のUSB端子に刺してみたところ、あっさり認識してメニューが操作できるではありませんか!試しに一つゲーム起動してみると、ちゃんと2コンとして認識され操作できました。左右のアナログスティックもばっちりです。
ちなみにコントローラはSCPH-1200。初代DUAL SHOCKです。PS1用のコントローラがPS3でも使えるとは胸熱。
[MuddyFox CX] アクセサリー ― 2013-07-27
五月雨式に買っていた、本体以外の自転車関連アクセサリーもようやく落ち着いてきたのでまとめておきます。
[BAZOOKA]ニューアジャストスタンド「B-150」
通勤で駅の駐輪場に停める為、本体と同時に購入したサイドスタンドです。長さの調整も可能なのですが、一番短くした状態でもかなり自転車が「立った」状態になり、安定性はあまり高くありません。油断するとすぐにスタンドと反対側に倒れます。地面の傾斜にも注意が必要です。自転車の右側が下がっていると、まず立ちません。
とりあえず、駐輪場は平らでチェーンで固定もできるのでそのままにしてますが、地味に不便なのでそのうち換えるかもしれません。
[ABUS]Catena 685 Shadow 1100mm
布で覆われたチェーン式ロックです。駅の駐輪場に長時間停める為、それなりに頑丈そうな錠が必要ということで購入しました。最初はゴジラロックのような太いワイヤー錠を考えていたのですが、あまり急には曲げられないので外して持ち歩く際に意外とかさばりそうだったため、重いけど折りたためるチェーン式にしました。
[U-Spirit]オリジナルツールケース(Lサイズ)
ボトルケージに取り付けられるツールケースですが、ツール類ではなく上記のチェーン錠を入れて持ち運んでいます。解錠状態で4つに折りたたんで少し押し込むと、まるであつらえたかのようにぴったり収まります。これでチェーン錠を持ち運ぶのにたすきがけしたりする必要がなくなりました。MINOURAのAB-100 ボトルケージ 4.5でダウンチューブに取り付けています。
[MINOURA]PC-500 ペットケージ・ミニ2
ペットボトル用のボトルケージです。街乗りがメインなのでコンビニや自販機で入手しやすいペットボトル対応のものにしました。シートチューブに取り付けています。
[RIXEN & KAUL]コンパクト フロントバッグ AM813
ハンドルに取り付けるフロントバッグなのですが、サドルアダプター AS804を使ってサドルバックとして使っています。マイクロ100やSLも検討したのですが、自転車から外したときに持ちにくそうでしたのでこれを使っています。持ち手がついているのでそのまま手でも持ちやすいですし、カラビナを通して鞄に引っ掛けておくこともできます。
容量もそこそこあり、以下のものを入れて少し余裕があります。
- ハンディツール
- チューブ
- タイヤレバー(×4)
- Co2インフレータ
- Co2ボンベ(×2)
- ビニール手袋(x4)
- 10枚入りウェットティッシュ
- ヘッドライト(HL-EL340)
検討中…
サイクルコンピュータも欲しいのですが、まだ踏み切れていません。機能としては速度やケイデンスといった基本的な測定とGPSロガーの機能があるものを探しています。
ガーミンのEDGE500(または510)が機能的には申し分ないのですが、本格的に走りこむわけではないので自転車本体の約半分(510なら2/3)という価格が高価すぎる気がしています。
スマホのruntastic Road Bikeというアプリもよさそうなのですが、電池の持ちが気になります。いざというときに電池切れで連絡が取れないと困ります。
速度やケイデンスだけ測れる安いサイクルコンピュータとGPSロガーの両方を持つという方法もよさそうですが、データや電池の管理が別々になると面倒です。
というわけで、もうしばらく悩むことになりそうです…。
続・ARAYA MuddyFox CX購入 ― 2013-05-20
納車から2ヶ月弱ほど経ちましたが、この間体調をくずしていてあまり乗れていません。それでも今まで乗っていたママチャリとあまりに違うので、現時点での感想を残しておきます。
一番の違いは楽なことです。ママチャリでは平地である程度のスピードを維持するのにも、それなりにペダルを踏み込んでました。それが力をあまり入れなくてもママチャリの時以上の速度を維持することができます。感覚としてはペダルを回せば回したぶんだけ前に進む感じです。今までのママチャリでは、いかに無駄な力を使っていたかを痛感します。
坂道の走り方も変わりました。ママチャリでは、しっかりハンドルを握り、腕に力をこめて上半身を固定し、体が浮き上がらないようにしてペダルを踏み込んでました。今は坂道でもギアを適当に選べば、ペダルを踏み込むことなく回す感じで上れます。フロントダブルなので、峠道や激坂を上るのはつらいかもしれませんが(未体験)。
困っていることも書いておきます。停まるときにギアを落とすのをちょくちょく忘れてしまいます。今まで変速機なしだったので、慣れるまではしょうがないとは思いますが、不便なのは間違いありません。停止時も変速できる内装変速がすこしうらやましくなります。
また、下りの途中にある信号等で停まる際に、ギアを落とすためにペダルを空転させるのも未だ慣れません。何かスマートな方法があるのでしょうか?
一番困っているのはお尻が痛くなることです。少し距離(10kmくらい?)を乗ると、太ももと尻の境目辺りが痛くなってきます。尾てい骨のあたりとかは平気です。痛くなるのは普通に椅子に座っているとほとんど接触しない場所(おかげで痛くなっても日常生活に支障はほとんどありません)なので、姿勢が悪くてうまくサドルに座れていないのかもしれません。そのうち慣れてきて解消できるといいのですが、だめならサドルの位置を見直すなどの対策を考えることにします。
追記:後から購入したアクセサリーの記事を追加しました
ARAYA MuddyFox CX購入 ― 2013-03-18
通勤用自転車としていままで使っていた格安ママチャリがいい加減ぼろくなってきたので、クロスバイクを買うことにしました。
当初は通勤用ということで、
- 手間がかからず
- 裾の汚れを気にしなくても良い
- そこそこ軽い
という点を考慮して、内装変速&ベルトドライブのordina S8cbが第一候補でした。この自転車は標準でライトがついており、純正オプションでフェンダ(泥除け)やスタンド、リア/フロントのキャリアやカゴも用意されていて、およそ町乗りや通勤に必要な装備は一通りそろいます。
数kmくらいの短距離通勤には、まさにうってつけの自転車だと思うのですが、惜しむらくはその値段です。数kmくらいの短距離通勤だけに使うにはちょっと高すぎます。駅の駐輪場に停めておくには心配になる価格です。型落ち等で安くなってないか探してみたのですが、もともとあまり数が出ないのか見当たりません。というか、そもそも置いている店が見つかりません…。
で、少し調べてみると5,6万円くらいでそれなりのクロスバイクが買えることがわかりました。たとえば、BASSO AURA、GIOS MISTRAL、cannondale QUICK4、GIANT ESCAPE RX3、等々。どれも通勤だけでなくポタリングしても楽しそうです。
いろいろ検討したのですが、最終的にARAYA MuddyFox CXに決めました。この価格帯でカーボンフォークでディレイラとブレーキの両方がSHIMANO製なのが決め手となりました。特にブレーキはこの価格帯だとコストダウンのためにTEKTRO製のものが多いようです。
気になったのは、他の同価格帯のクロスバイクとはギアの構成が違うことです。他のクロスバイクはフロントギアが3枚でワイドレシオのものが多いようですが、MuddyFox CXはフロントギアは2枚です。とはいえ、当初考えていたのは内装8段変速でしたし、比較的平坦な町乗りでそこまで広いギア比は必要ないと思いますので、これでも十分すぎると判断しました。
また、ダボ穴がないのでキャリアやカゴは取り付けられません。通勤用とした場合使い勝手が悪くなりますが、今までのママチャリもリアキャリアはなく、カゴを使った回数も数えるほどしかなかったので、これも良しとしました(カゴに鞄を入れると、ハンドルが重くなる上に振動で鞄がカゴとこすれて痛むので)。
あとはタイヤが少し細めの25Cなのが少し心配です。段差などで当初は気を使って注意していても、少し慣れてきた頃にリムうちパンクをやらかしそうです…。
日ごろのメンテナンスやトラブル時の対応等、いろいろ心配事はありますが、今から納車が楽しみです。
2013/5/20 追記
納車後のファーストインプレッションも書きました。
[REGZA Z2] GmailでEメール録画予約 ― 2011-07-03
Eメール録画予約がGmailに対応していないのをなんとかしようと調べたところ、 Windowsで動くMELONというソフト使っている例が見つかりました。ただ、いつ使うか分からないEメール録画予約のためにWindows PCをつけっ放しにしておくというのは、昨今の電力事情を顧みるまでもなく、もったいないなので却下です。
NASとして使っているQNAP TS-119でなんとかできないかと中を覗いていたら、stunnelが動いていました。これを利用して、GmailでEメール録画予約できるようにしてみました。
構成
SSLでsmtpやpop3のコネクションがはれない37Z2に成り代わって、TS-119のstunnelでSSLのセッションをはります。TS-119はあくまでトンネリングするだけで、認証などは37Z2で行います。元々動いているstunnelを使いますので、パッケージなどのインストールは不要です。
stunnelの設定
/etc/stunnel/stunnel.confを編集して、TS-119に対してはられたsmtpやpop3をgmailへトンネリングするように設定します。以下に変更個所を記述します。
;output = /dev/null output = /var/log/stunnel.log ; Use it for client mode ;client = no client = yes [smtp] accept = 587 connect = smtp.gmail.com:465 [pop3] accept = 110 connect = pop.gmail.com:995
最初のoutputでログを残す用にしています。動作確認やトラブル時の原因を探るためなので、うまくいったら元に戻してかまいません。
clientはクライアントモードでの動作を許可しています。
[smtp]と[pop3]セクションは追加しました。それぞれ587番ポートと110番ポートで接続してきたコネクションをgmailの各サーバの465番ポートと995番ポートへトンネリングする設定です。smtpポートを設定できないREGZAの場合は、587の代りに25を指定すればうまくいくかもしれません(未確認)。
設定し終えたら、stunnelを再起動して設定を再読み込みさせます。また、動作を確認するためログファイルを常に表示するようにしておきます。
[~] # /etc/init.d/stunnel.sh restart [~] # tail -f /var/log/stunnel.log
Eメール録画予約設定
TS-119をメールサーバと見なして、TS-119に接続するように設定します。実際の接続先はGmailですので、アカウント情報等はGmailnoものを設定します。
設定内容は以下の通りです。()内は環境に応じて読み替えてください。
- POP3サーバーアドレス:(TS-119のIPアドレス)
- POP3ユーザー名:(Gmailのメールアドレス(@以下も含む))
- POP3パスワード:(Gmailのパスワード)
- APOP:使用しない
- SMTPサーバーアドレス:(TS-119のIPアドレス)
- SMTPサーバーポート番号:587
- SMTPサーバー認証:POP3サーバーと同じ
- メールアドレス:(Gmailのメールアドレス)
設定が終ったら、確認テストを実施します。すると先ほど監視するようにしたログファイルにいろいろ出力されますので、うまく接続できているか確認します。うまく設定できていれば、REGZAの方にテストが成功した旨が表示されます。
テスト
試しに録画予約メールを送ったところ、無事予約録画できました。しかし、予約設定結果通知メールが送られてきません。REGZAと同じように設定したOutlook Expressでは、メールの送受信ができたので、stunnelの設定やOP25Bの問題はなさそうです。REGZA側にまだ問題があるのでしょうか?
[TS-119] QNAP TS-119 Turbo NAS (トラブル編) ― 2011-07-02
ファイル共有の速度が遅くなってる気がしたので、管理画面を開こうとしたら開きませんでした。しょうがないので、電源ボタンを長押ししてshutdownしようとしたのですが、長押ししすぎて強制終了させてしまいました。結果、起動しなくなってしまいました。ちゃんと何秒でshutdownになるか確認すべきでした……。
幸い外付HDDにバックアップしてありますので、失われたデータはありません。
QNAP Finderには表示されるので、最初から構築することにしました。HDDを外した状態で電源を入れ、QNAP Finderから初期化を行って領域確保からやり直してみました。
……やたらとフォーマットに時間がかかります。最初にセットアップしたときより明らかに遅く、3日くらいかかってようやく終りました。が、これでも起動しません。どうやらHDDが逝ってしまったようです。
しかたがないのでHDDを交換することにしました。せっかくなので容量単価もリーズナブルになったWD30EZRXにしようと、最新のサポートHDDリストを確認すると、載ってません(ついでに今まで使ってたWD20EARSも「非推奨」になってました)。どうしようかとさらに調べてみたら、別モデルですがWD30EZRXの動作報告がありましたので、WD30EZRXにしました。
BestDo!の方が微妙に安かったのですが、数十円の差だったのでクレジットカードが使えるPC1'sで他の小物と一緒に購入しました。バックアップ用も含めて2台購入。以前のWD20EARSはRMA非対応でしたが、今度のWD30EZRXはRMA対応でした。
購入時にやたらと念を押された(ブートドライブにするには~、データドライブとして使う場合も~)ので、もしかしたら問合せやトラブルが多いのかも知れません。
そんなトラブルの予感とは裏腹に、TS-119ではあっさりと全領域認識されてセットアップ完了。保存してあった設定ファイルをロードして、バックアップドライブからrsyncでコピーして復元完了です。1.2Tくらいあったので、rsyncは1日強かかりましたが。
復元が終ったら、バックアップドライブもWD30EZRXに入れ替えて、HDD換装完了です。初回バックアップはまた1日強かかりますが、たぶん問題ないでしょう。
ちなみに、バックアップドライブとして使っていたWD20EARSは、REGZA 37Z2の録画用ドライブに転用しました。こちらもあっさり全領域認識されて、録画も無事できています。
REGZA 37Z2 ― 2011-07-02
先週、表題のREGZA 37Z2を購入しました。ビックカメラで99,800円 + ポイント10% + かんたんリモコンでした。延長保証とブラウン管TVの引き取りにポイントを使って、すこしあまりが出ました。コミコミで10万以下が目標でしたので、満足しています。
東芝の販促キャンペーンをやっていて、モップやらメモやらハーブ栽培セットやらポテチやらマイクロファイバークロスやらパラちゃん製氷皿やら一杯もらえました。ただ、SOFTBANKのお父さんクリアファイルだけは謎でした(あまりもの?)。
ブラウン管からの移行ですが、いまのところ画質についてはあまり違和感を感じていません。ただ、音は前よりかなりチープになったように思います。奥行きがあったブラウン管TVに比べて容量が確保しずらそうなので、薄型TVの宿命でしょうか。適当なアクティブスピーカをつなげれば改善できると思いますので、許容範囲です。
番組表の使い勝手もまずまず。ある程度画面の大きさがあるのでみやすいです。ただ、最大で7chしか表示できないので、地デジの全チャンネルを一度に見ることはできないのが残念です。RDシリーズのような横型の番組表にはできないようでした。衛星放送の番組表は切り替える必要があります。これも、RDシリーズのように地上波と一緒に表示させることはできないようです。
録画については、連ドラ録画が便利そうでした。時刻が少々ずれても、キーワード指定である程度追従してくれるみたいです。どれくらい追従してくれるか楽しみです。
反面、録画時の画質設定や録画番組の編集はできないようです。地デジは面倒なDRMがかかっているので、撮り捨てしかしないつもりなのでとりあえず問題ないですが、そういうことをしたければHDDレコーダを買えということなのでしょう。
個人的にはEメール録画予約がGmail(POP3 over SSL)に対応してないのが痛いです。smtpのポートは465が選べるのでSSLに対応してそうですが、なぜかpop3はそれらしい設定がなく、Gmailにつながりません。ファームウェアのバージョンアップで対応してもらえるとありがたいのですが……。ダメならpop3 proxy等、凌ぐ算段を考えたいと思います。
[TS-119] QNAP TS-119 Turbo NAS (運用編 その2) ― 2010-08-21
TS-119の構成が安定したところでバックアップをしてみました。が、これが予想以上に時間がかかりました。前のエントリでも書きましたが、外付HDD上の共有フォルダへのアクセス速度はTS-119本体のHDDとほとんど同じでした。なので、接続インタフェースがボトルネックではないようです。
バックアップはrsyncで行っているようです。rsyncでは転送量を少なくするために差分を計算すのですが、この処理がTS-119のCPU(Marvell 6281 1.2 GHz)には重たいのかもしれません。更新ファイルが多いのは最初のうちだけで、安定してくればほとんど時間がかからなくなるので気にしないことにしました。
購入前から気になっていた温度ですが、だいたいシステムが50℃、HDDが40℃くらいでした。金属性のケースも結構暑くなっていますが、これは放熱しているのだと思います。ヒートシンクを上に乗せてみると、ヒートシンクもそれなりに暑くなるので、多少は効果があるのかも知れません。
HDDに激しくアクセスするとさらに温度が上がると思いますので、夏場は注意したほうがよさそうです。
[TS-119] QNAP TS-119 Turbo NAS (運用編 その1) ― 2010-08-21
セットアップしたTS-119に自分用の共有フォルダを作成して、デスクトップPCにおいてある写真などをコピーしました。トラブルがあると困るので、移動ではなくコピーして確認してから削除しました。
写真などをローカルから移動し終ったたところで、この自分用の共有フォルダをマイドキュメントに指定することを思いつきました。ノートPCでも同じようにマイドキュメントを共有フォルダにすれば、デスクトップと同じ感覚で使用できるようになります。
マイドキュメントにあるファイルもコピーして、マイドキュメントフォルダの場所をNAS上に指定するだけで、すんなりうまく行きました。試してみると、2つのPCでファイルの有無を意識しないで済むのは予想以上に快適でした。
このままでもいいのですが、ノートPCを持ち出した時やNWトラブル等でNASに接続できなかった時に支障がでるので、このフォルダをオフラインフォルダに指定しました。オフラインフォルダに指定するとローカルにキャッシュを作成し、自動的に共有フォルダと同期してくれます。共有フォルダにアクセスできないときは、このキャッシュを利用して作業をすることができます。
キャッシュの同期タイミングは、どのタイミングでNASに接続できるようになるか分からないので、ログオン時とログオフ時の両方を指定しました。トラブルを考慮せず、ノートPCの持ち出しだけを考えるならログオン時だけでもいいと思います(外出先での変更を帰ってきてログオンしたときに同期する)。
これで完璧……と思いきや、2つほど問題がありました。一つは、マイドキュメントフォルダの容量が大きすぎて、ノートPCでキャッシュの作成に失敗してしまうことです。もう一つはファイル数が多すぎて、ログオン/ログオフ時の同期に時間がかかることです。
オフラインフォルダのキャッシュはCドライブに作られます。キャッシュを作成するフォルダを変更することもできるようなのですが、ノートPCのHDDは60GBしかないので解決にはなりません。
結局、写真などのデータをマイドキュメントからTS-119のデフォルトの共有フォルダPublicに移すことで解決しました。マイドキュメントフォルダがスリムになるだけでなく、写真などをLAN内のどこからでも見ることができ、便利になりました。
[TS-119] QNAP TS-119 Turbo NAS (セットアップ編) ― 2010-08-20
TS-119のバックアップとして、MARSHALのMAL-1835B/Sを購入しました。USBだけでなくeSATAでの接続にも対応しているところがポイントです。eSATAならば接続インタフェースが転送速度のボトルネックになることはないでしょう。ちなみにAmazonで1,880円でした。
TS-119の中に入れるHDDは悩みましたが、結局容量単価が一番安かったWesternDigitalのWD20EARSにしました。AFT(4kセクタ)に由来するトラブルとか「低速病」とかイロイロあるのは知ってたのですが、ファームウェア3.2.5以降なら対応していること、低速病については販売が継続していることから個体あるいはロットの問題と判断して購入しました。基本的にTS-119はデータ倉庫として使うつもりなので、回転数の低さも許容範囲でした。
HDDをTS-119に取りつけマニュアルにしたがってセットアップしていきます。基本的にブラウザベースで設定できます。この時、ファームウェアは公式Webページからダウンロードした最新のものを指定しました。IPアドレスを初期値から変更したので、セットアップが終了しても完了画面が表示されずにしばらく気が付かなかった以外は問題らしい問題は起きませんでした。
今度は外付HDDをTS-119に接続し、フォーマットしていきます。こちらもあっさり認識して普通に使えるようになりました。
と、ここで気になったので念のためTS-119にsshでログオンし、fdisk -luを実行してパーティションの開始位置を確認してみました。
……8の倍数になってませんでした。外付HDDの方を確認してみると、こちらはちゃんと8の倍数になっていて問題なさそうでした。
Webを検索して調べてみると、どうやらファームウェアの更新タイミングが原因のようです。まっさらな状態でセットアップすると、出荷時のファームウェアでHDDの初期化(領域確保を含む)した後でファームウェアが更新されるようです。外付HDDはセットアップ後に初期化したため、新ファームによってパーティションの開始位置が正しく設定されたようです。
こうなってしまっては、改めてTS-119のHDDの領域確保からやり直すしかありません。管理画面からHDDの初期化を行っても領域の開放と再作成は行われないので、QNAPedia Community Wiki のComplete ReinitializationにあるMethod 1 (Hot swapping) を実行しました。TS-119はホットスワップに対応していないので少し心配でしたが、前モデルらしき「TS-109も同じ」とあったのでやってみたら大丈夫でした。
再びパーティションの開始位置を確認してみると、今度はちゃんと8の倍数になってました。ちなみに、この作業を実施すると実施前よりCrystalDiskMarkの4,000MBテストで、Sequential Read、Sequential Writeともに10MB/sくらい向上しました。
外付HDDの共有フォルダに対して同じようにCrystalDiskMarkでテストしたところ、TS-119の内蔵HDDと同じくらいの速度がでてました。eSATA接続の効果はあるようです。バックアップ時間の短縮に貢献してくれそうです。
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