いよいよ出発です.出港前のあれこれについて取り上げます.
予約の際に何時までに手続きをすれば良いか確認しておきましょう.その時間に合わせて,さらに余裕を見て出発時刻をきめます.繁忙期にはかなり早い時間までに手続きを済ますように求められます.
手続きには,車検証と予約番号が必要です.今回私はうっかり予約番号を書いたメモを忘れて,あわてて取りに帰りました.また,予約時にクレジット決済した場合は,決済に使用したクレジットカードが必要です.
ターミナルについたら,用紙に必要事項を記入します.一般旅客用の様式とトラック用の様式があるので注意.
往復を一括購入すると,帰りの便では乗船手続きは不要になります.
出向すると車両甲板は立ち入り禁止になります.航海中に必要な物はあらかじめそろえて,まとめておきましょう.
乗船券にはミシン目が2つついていて,一つは乗船時に,もう一つは下船時に回収されます(途中で海に落っこちたりした人がいないことを確認するため).忘れずに船室へ持っていきましょう.
もし,忘れた場合は,サービスカウンターで手続きをする必要があります.
残念ながら新日本海フェリーの船内の食事はあまり美味しくも安くもありません.パンやおにぎり,弁当などを持ち込むことをおすすめします.給湯室でお湯も調達できるのでカップラーメンを食べてる人も多いです.
食糧は,痛みにくいものを選んでください(消費期限や保管方法に注意).せっかくの旅行の出だしで腹痛など起こすとつまらないですから.小さなクーラーバッグと保冷材があれば安心ですが,あまりかさばるものは面倒です.
乗船が真夜中なので,翌日は朝食兼昼食と間食で凌ぐことができます.
飲み物は1〜2lくらいあると安心です.大きなペットボトル1つより,500ml以下のペットボトルをいくつか持っていった方が便利で飲みやすいです.
食べ物や飲み物は船内でも買えますが,ほぼ定価販売です.
船内にお風呂があるので,汗をかいたりデッキで潮風にふかれても大丈夫です.洗面道具とお風呂セットを持っていきましょう.お風呂にはシャンプーやボディソープが用意されているので,こだわりがなければタオルだけで十分です.
着替については,コインランドリーもあるので,基本的に1回分で十分です.ただ,食べ物をこぼして汚してしまう(不意に揺れることもありますので)等の不慮の事態に備えて2回分あるとさらに安心です.
リラックスするときは裸足派なのでサンダルは書かせません.車を車両甲板においたら履替えています.船内は意外に広くて結構歩いたり階段を昇り降りしたりしますので,かかとのストラップがついたものがおすすめです.
船内でも使い捨てスリッパを売っています(たしか150円).以前は100円でレンタルだったような気がしますが,回収の手間がたいへんなので売り切りになったのではないでしょうか.
高速船とはいえ,航海は20時間くらいかかります.映画上映やアトラクションが催されますが,それだけでは間が持たないと思います.
船内で利用できるコンセントは限られているので,携帯電話や携帯ゲーム機は最悪電池切れで使用できなくなる恐れがあります.本や雑誌があれば安心です.
私は北海道の地図を持ち込んで,おおまかなドライブ計画を立てています.
私のところから舞鶴港まで高速を使って約2時間.それなりに燃料も減ります.北海道の原野で燃料切れなんて事態になったらしゃれにならないので,満タンにしておきたいところですが,これまでの経験からすると不要です.
ここ2年くらいしか記録に残ってないのですが,ガソンリン代の相場は
舞鶴 > 大阪 ≧ 小樽
でした.大阪の最安値程度のスタンドが小樽には結構ありました.なので慌てて舞鶴で給油する必要はないでしょう.
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